競技人生最高の一打。
- Yukina Okabayashi
- 2018年12月17日
- 読了時間: 2分
こんにちは!岡林志菜です。
今年の自分のプレーを振り返ると、何といっても一番に思い出すのは
10月28日に開催された全日本選手権の女子決勝ラウンドでの1ラリー。
実際のラリーはここに載せてもらっています。(1:27~1:36)
これは第1セット、確か9-4くらいで負けてる場面。
第1セットは緊張からか硬くなっていることがある。
しかし、この1点を取られたら1セット取られてしまう、そう思ったら集中力が格段に増した。
動画の1:30付近の一打。
相手の打つコースがわかったからこそのフットワーク。
そこからのフォア面での返球。
今までの競技人生の中で、たぶん一番の返球だったと思う。
このラリーの最後は私の失点となり第1セットを落としたけれど、
ここを起点にリズムを取り戻すことができ、第2・第3セットを連取。
今年も優勝することができた。
ここ何年も思うようなプレーができていなかった。
でも、今の自分でもこんな一打が打てるんだと、少し自信を取り戻せたラリーだった。
そしてなにより嬉しかったのは、女子の試合なのにみんなが注目して見てくれたこと。
スピードボールの魅力の一つはスピード感だけれど、
女子の試合では正直なかなか迫力が伝わらない。
ラリーも単調になりがち。
でもこの1ラリーは、倉品選手の風神(ボールとコードを同時に打つ高度な打ち方)と
私のフットワークを見て、感嘆の声を上げてくれる人がいたのだ!
見ていてもワクワクする「魅せるスピードボール」に、少しだけ近づけた。
来年もスピードボールを楽しみたい。
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